このアプリは誰が使うことを想定して作ったのですか?
みなさんです。病気や障害で自分の声でお話しになれない方、身体を動かして機器を操作するのが難しい方がいらっしゃいますが、話し相手がお手伝いをすることでことばを伝えることができます。その方法はいろいろありますが、お話しする方にも聞き手の方にも比較的簡単にすぐ使っていただけるようにこのアプリを作りました。是非これを使って、気軽に楽しくおしゃべりを楽しんでください。
ネットワーク接続は必要ですか?
いいえ。アプリのバージョンアップの時以外、ネットワークに接続していなくてもアプリは使えます。
文字の位置を変えられますか?例えば私はあ行は右側にある方が好きです。
環境設定で、あ行を右側にしたり、操作ボタンを右側にする設定ができます。
声を変えることができますか?
声の種類は2種類から選ぶことができます。音程を変えることで高い声・低い声になりますので、お試しください。
カタカナや英字は使えますか?
いいえ、ひらがなと数字だけです。指伝話プラスを使うともっと複雑な文章も話せます。
「私履物を買う」のつもりで「わたしはきものをかう」と打ったのに「私は着物を買う」と読みます。
ひらがなだけだと文章の区切れがわかりにくいので、区切りとなる空白を入れるか「わたしははきものをかう」と入れてみてください。
よく使うことばを登録しておくことができますか?
指伝話文字盤では登録できません。別なアプリの指伝話プラスはことばタイプ、指伝話メモリはカードタイプで、よく使うことばや文章をあらかじめ登録しておくことができます。画面をタップして(スイッチで選択でも可)声で伝えることができます。
作った文章をとっておくことはできますか?
文章として残しておくことはできませんが、作った文を記念に残しておくということであれば、iPadの画面のスクリーンショットを撮っておいたり、メモに言葉をコピーして印刷しておく方法があります。
なお、指伝話文字盤で発話した内容は、iPadのクリップボードにコピーされますので、他のアプリケーションを開いて文字入力の箇所でペーストをすることができます。
日常的によく使うことばを残しておいて何度も使いたい場合は、指伝話プラスまたは指伝話メモリが適しています。
せっかく作った文章を間違って消しゴムボタンで消してしまいました。
もう一度消しゴムボタンをタップすると、消してしまった文章が戻ります。
作った文章を他のアプリで使えませんか?
話すボタンを押した時に、iPadのクリップボードに文字がコピーされます。他のアプリでペーストをすることができます。
スイッチを使って指伝話文字盤を操作できますか?
スイッチコントロールを使わずに指伝話文字盤をスイッチで操作する方法もあります。使うスイッチの数よっても操作の仕方は様々な組み合わせが考えられます。もし、少し使いにくいなと思うことがあっても、設定を変えると使い易くなることがありますので、諦めずにさまざまな設定を試してみてください。
スイッチコントロールを使ってiPadの他のアプリもお使いの場合は、指伝話文字盤もスイッチコントロールで使う方が便利です。もし、指伝話文字盤だけをお使いになるのでしたら、スイッチコントロールを使わずにスイッチを操作するほうが楽かもしれません。慣れの問題もありますので、それぞれ試してみてください。