「さぁスイッチコントロールを始めよう!」と思っても、設定項目がたくさんあって面食らっている人も多いと思います。

スイッチコントロールの設定の項目は、使う人の状況に合わせて柔軟に対応できるように、様々な設定項目があります。さらに、いくつかの項目の設定の組み合わせで使い勝手がまったく異なることもあります。

すべての設定条件を先に理解しようとしても簡単ではないでしょうし、お使いになる人の身体の状況によって設定は様々ですし日々変わるものです。

そこで、スイッチコントロールの機能を順を追って理解を深めていくために、最初の設定を用意しました。まずこの設定から初めて、少しずつ設定を変えて調整しながら各機能を理解し、対応の幅を広げるとよりわかりやすいと思います。

最初に一度だけほんの少し時間をかけてこの設定にすることで、さまざまな設定の調整がしやすくなります。スイッチコントロールは多機能ですので、その良さを活かすために、最初に同じ設定から始めることで、何かわからないことがあっても問題点を見つけやすくなりますし、情報の共有がしやすくなります。

なお、指伝話の評価機でお送りするiPadのスイッチコントロール設定も、ここで説明する設定になっています。

 

スイッチコントロールの設定を行う場所

設定 アプリを開き、 アクセシビリティ を選択します。

スイッチコントロール を選択します。

スイッチコントロールの各種設定は、この場所で行います。

 
この説明書は、iPadOS 14に関して記載しています。iPadOS 13との違いはほとんどありませんが、iOS 12までの場合は、機能の違いがある他、
設定画面の場所が 設定 > 一般 > アクセシビリティ となります。


スイッチコントロールの設定準備

最初の設定を行う手順を説明します。
各設定のステップで、その項目の概要を書きました。詳しい説明はそれぞれの設定を変えるところでしますが、まずは一度、この設定を順番に行ってください。
なお、設定にはTrueDepthカメラ搭載モデルのみで表示されるものがあります。

 

ステップ 1  ハイライトのスタイル – 単一スイッチステップハイライト

① 設定項目の ハイライトのスタイル をして開きます。

単一スイッチステップハイライト を選択します。

戻る をタップして前の画面に戻ります。


 

ステップ 2 滞留時間

① 設定項目の 滞留時間 をタップして開きます。

4.00 秒 に設定します。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。


 

ステップ 3 自動的に非表示

① 設定項目の 自動的に非表示 をタップして開きます。

自動的に非表示オン に設定します。

8.00 秒 に設定します。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 4 移動の繰り返し

① 設定項目の 移動の繰り返し をタップして開きます。

移動の繰り返しオン に設定します。

0.50 秒 に設定します。

移動の繰り返しオフ に設定します。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。

 


 

ステップ 5 長押し

① 設定項目の 長押し をタップして開きます。

長押しオン に設定します。

0.50 秒 に設定します。

長押しオフ に設定します。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 6 ハイライトのスタイル – 手動ハイライト

① 設定項目の ハイライトのスタイル をして開きます。

手動ハイライト を選択します。

戻る をタップして前の画面に戻ります。


 

ステップ 7 タップの動作

① 設定項目の タップの動作 をタップして開きます。

自動タップ を選択します。

1.20 秒 に設定します。

デフォルト を選択します。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 8 タップ後にフォーカスされる項目

① 設定項目の タップ後にフォーカスされる項目 をタップして開きます。

現在の項目 を選択します。

戻る をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 9 ハイライトのスタイル – 自動ハイライト

① 設定項目の ハイライトのスタイル をして開きます。

自動ハイライト を選択します。

戻る をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 10  自動ハイライトの時間

① 設定項目の 自動ハイライトの時間 をタップして開きます。

1.20 秒 に設定します。

戻る をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 11 最初の項目で一時停止

① 設定項目の 最初の項目で一時停止 をタップして開きます。

最初の項目で一時停止オン に設定します。

0.50 秒 に設定します。

戻る をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 12 繰り返し

① 設定項目の 繰り返し をタップして開きます。

2 をタップします。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 13 キーボード 

① 設定項目の タップ後に同じキーをスキャン を オフ にします。

② 設定項目の キーボードのキーを常にタップオフ にします。

③ 設定項目の 拡張予測変換オン にします。


 

ステップ 14 スイッチ安定化

① 設定項目の 保持継続時間オフ にします。

② 設定項目の 繰り返しを無視オフ にします。


 

ステップ 15 グライドカーソル

① 設定項目の グライドカーソル をタップして開きます。

選択モードシングル を 選択します。

グライドカーソルの速度30 に設定します。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。 


 

ステップ 16 ヘッドトラッキング(TrueDepth搭載モデルのみ)

① 設定項目の ヘッドトラッキング をタップして開きます。

ヘッドトラッキングオフ にします。

戻る をタップして前の画面に戻ります。  


 

ステップ 17 サウンドエフェクト

① 設定項目の サウンドエフェクトオフ にします。


 

ステップ 18 読み上げ

① 設定項目の 読み上げ をタップして開きます。

読み上げオフ にします。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。


 

ステップ 19 メニュー項目

① 設定項目の メニュー項目 をタップして開きます。

最上位レベル をタップして開きます。

③ 画面右側の三本線をドラッグして順番を変えます。

・esc を一番上にします。

・Split View を下から2番目にします。

・レシピ をカーソルモードの下にします。

最初のページを簡略表示オフ にします。

メニュー項目 をタップして前の画面に戻ります。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。   


 


 

ステップ 20 項目をグループ化

項目をグループ化オン にします。


 

ステップ 21 大きいカーソルを使用 

① 設定項目の 大きいカーソルを使用オン にします。


 

ステップ 22 カーソルの色

① 設定項目の カーソルの色 をタップして開きます。

② 好みの色(希望がなければ ブルー) を選びます。

スイッチコントロール をタップして前の画面に戻ります。  


 

ステップ 23 保存済みのジェスチャ

① 設定項目の 保存済みのジェスチャ は特に変更しなくてもよいです。


 

ステップ 24 スイッチコントロールで承認(TrueDepth搭載モデルのみ)

① 設定項目の スイッチコントロールで承認オフ にします。 


 

以上で基本の設定は終わりです。

この後、身体の状態、お使いのスイッチ、使うアプリに合わせて、個々の設定を行い調整をして、より使いやすくしてください。

 


 
参考資料:
スイッチコントロール1-2-3!(改訂版)のドラフト抜粋版はこちらからPDFをご覧いただくことができます。
最終版になった際には、説明書のページに掲載します。