スイッチを使ってiPadを操作するためのアダプタ
iPhone, iPadを、有線または無線でお手持ちのスイッチを使って操作するためのアダプタです。
Apple社のアダプタ(iPadとUSBの変換)とビット・トレード・ワン社の変わる君とを組み合わせて使用します。設定済みの変わる君とカメラアダプタ(有線)・USB2BTPLUS(無線、ビット・トレード・ワン社)をセットにして販売していますので、手元に来たらすぐにiPad/iPhoneに接続して使い始められます。
古い変わる君をお使いの方へ
ファームウェアをバージョンアップせずにiPadOS/iOS 13.4以降をお使いになると、スイッチコントロールの操作ができなくなるなど、スイッチでの使用に支障があります。iPadOS/iOSが13.3までのiPad/iPhoneをお使いになる分には問題がありません。
ファームウェアは、ご自身でアップデートすることもできます。ご自身でのアップデートが難しい場合は、弊社にお送りいただければアップデートをして返送します。往復の送料だけご負担いただいています。日常的にお使いになっていて弊社にお送りいただくのが難しい場合は代替品のお貸出しもしています。詳しくはこちらをご覧ください。
有線または有線無線、Apple社のアダプタの種類の組み合わせにより価格が変わります。(税込・送料弊社負担)
Lightning
1)有線 :19,340円
2)有線・無線 :30,560円
USB-C
1)有線:24,010円
2)有線無線:35,230円
設定済の変わる君のみ
12,540円
2024年7月1日よりスイッチ接続キット(Lightning)の価格をApple社のアダプタの値上げにより、価格を変更致しました。
パッケージ内容は、有線のみの場合は、設定済みの変わる君・Apple社のカメラアダプタの2点、有線無線の場合は、USB2BT Plusを加えた3点のセットです。USB-Cタイプについては、Apple純正のアダプタが重みがあるので、簡易ケーブル(非Apple純正)を付属しています。使いやすい方をご利用ください。
対応iPadOS/iOS 9〜16
最新ファームウェア 1.0.2i (iPadOS/iOS接続専用)
いまだけ!USB2BT Plusに付属するMicro-USBの電源ケーブルは、マグネット対応のケーブルです。ケーブルを引っ張ってしまい接続口が破損する可能性を減らします。
既存のスイッチが使える
標準の3.5mmミニプラグのスイッチ類と接続可能です。ボタン式のスイッチやタッチセンサースイッチ、ピエゾスイッチ、フットスイッチ、ブレスマイクスイッチなど、お持ちのスイッチを使えます。なお、変わる君本体にテスト用ボタンがありますので、スイッチを接続しなくても動作確認が可能です。
有線と無線、両方の接続
無線はケーブルがなくてすっきりする点が良く、ベッドサイドなど据え置き用として便利です。一方、有線接続は外出時や学校など、携帯して使う場合に便利です。また、有線接続は家族以外の人が扱いやすく、実際の現場ではBluetooth接続につまづいて機器が使えないという事態を防ぐことができます。すぐに使える環境を用意することは重要なポイントになります。
らくらく携帯できる!
本体とケーブルは小さいので、持ち運びにも便利です。有線は充電の必要がありません。無線は携帯用のバッテリーを使うことをおすすめします。
反応速度が速い
スイッチ操作を行う場合、スイッチを押してからiPad上の反応が得られるまでの遅延がありません。一般的な接続アダプタは、遅延が発生するものもありますが、操作する人が遅延を意識して操作するのは困難です。
届いたらすぐに使える!
ビット・トレード・ワン社の変わる君を使うには初めの設定が必要ですが、スイッチ接続キットの場合は変わる君に設定をした状態でお届けします。iPadのLightning/USB-Cコネクタ差込口に接続するだけで、すぐに使い始めることができます。
割り当てキーをカスタマイズできる
一般的なスイッチ接続のアダプタは、スイッチを押すとキーボードのキーを押したのと同じ信号を送るようになっています。どのキーの信号かはアダプタによって固定されていることが多いです。変わる君は、Windows上のユーティリティアプリを使うことで、そのキーの設定を自分で変更することができます。特別なキーであれば操作がしやすいアプリなどあれば、それに合わせてカスタマイズすることもできます。ユーティリティアプリを使った設定に自信がない場合は、弊社の設定変更サービスをご利用ください。
入力信号の設定の詳細は「わかる変わる君」をご確認ください。
本体にテスト用スイッチがついている
変わる君本体に2つのスイッチ接続をテストするためのボタンがついています。現場で動作確認をする場合など、スイッチ自体に問題があるのか、アダプタに問題があるのかを見極める時に役立ちます。
複数のアクションを1つのスイッチで行える
一般的なスイッチ接続のアダプタは、1つのスイッチに対して1つのキーを割り当て、iPadの外部キーボードとしてスイッチコントロールを使用するものがほとんどです。変わる君は、例えば「右矢印を押して少し待って1キーを押す」というような複数のアクションを、スイッチ1つに対して割り当てることができます。
つまり、
右矢印 = ページめくり
1キー = 画面タップ(読み上げ)
という設定であれば、スイッチを一度押すと、絵本をめくって読み上げるという2つの動作ができるようになります。絵本をめくって読み上げるという動作は、スイッチコントロールのレシピを使ってもできますが、もっと複雑な操作でもキー操作で指定できる内容であれば1つのスイッチで行うよう設定できることが特長です。
パターン入力に対応
iPadのスイッチ操作は、短押しと長押しの最大2種類のアクションに対応しています。操作する人が短押しと長押しの使い分けができる場合、短押しと長押しの組み合わせでアクションを指定する「パターン入力」の設定にすることも可能です。
つまり、
短 : 次の項目の移動
短長 : 前の項目に移動
長 : 決定
長長 : ホームへ移動
短短短 : 音量を上げる
短短長 : 音量を下げる
というように、押し方のパターンによってスイッチコントロールのアクションを使い分けることもできます。操作の範囲が広がります。
指伝話メモリとの相性がいい
指伝話メモリは、絵カードのタップやページめくり操作がキー操作でもできるので、それをパターン入力で設定しておくと、iOS/iPadOSのスイッチコントロールを使用しないでも操作することができます。スイッチコントロールの操作が難しく操作を断念してしまうケースも多くありますが、直感的にスイッチが操作に直結する方法だと、思った通りの操作ができることがあります。
変わる君について
・2019年4月13日以降に弊社を出荷した分からは、ファームウェアをバージョン 1.0.2i にしてあります。
・それ以前にご購入いただいていた場合でご希望の方にはファームウェアのバージョンアップを致します。郵便局のレターパックに返信用レターパックと変わる君本体を入れて弊社までお送りください。詳しくはお問い合わせください。
・変わる君本体にはテスト用のボタンがついています。スイッチを接続しなくても動作の確認をすることができます。
・割り当てるキーの内容を変わる君のユーティリティアプリ(Windows版)を使って変更することができます。
詳しくは変わる君の説明書をご参照ください。
カスタマイズ設定
*ご注文時にご指定ください。指定がない場合は、「めくってタップ・ボタン」設定でお送りします。詳しくは「指伝話を使いながら覚える iOS/iPadスイッチコントロールわかる変わる君編」をご覧ください。
よくある質問と答え
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