iOS スイッチコントロール 1-2-3! (1)

操作の種類

 スイッチコントロールでは、スイッチを1つだけ使う方法と複数使う方法の大きく分けて2通りの方法があります。

 
スイッチコントロールの基本
 スイッチ操作の基本は、フォーカス(選択場所)を「移動」して、それに対してアクションを「決定」するという2つの動作です。
 選択場所の移動の方法には、項目モードとポイントモードの2種類があります。
 項目モードは、画面上の項目を順番に選んでいき、選んだ項目に対してアクション(タップなどの動作のこと)の決定をします。一方、ポイントモードは、画面上に自動的に表示されるグライドカーソルと呼ばれる位置決めのためのラインをスイッチで止めて、縦横それぞれの位置を指定しその位置でアクションの決定をします。

 

 

 
移動と決定の動作(ハイライトのスタイル)
 スイッチを1つだけ使う場合は、「(フォーカスの)移動」と「(アクションの)決定」のどちらかの動作をiPadが行うようにし、もう1つの動作をスイッチで行うことになります。
 または、iPadのスイッチコントロールで、スイッチの短押しと長押しで動作を分ける設定を行い、1つのスイッチで2つの動作を操作することもできます(短押しで移動、長押しで決定)。
 移動の場所をハイライトさせる方法は、移動と決定を自分で行うかiPadが行うかの組み合わせによって次の3つの方法があります。

 

移動と決定の動作(ハイライトの設定)

移動 決定 スイッチコントロールのハイライト設定
自分 自分 手動ハイライト
iPad(自動) 自分 自動ハイライト
自分 iPad(自動) 単一スイッチステップハイライト

 
 スイッチを2つ使う場合は、1つのスイッチに「移動」、もう1つのスイッチに「決定」を割り当てて使います。3つ以上使うのであれば、「ホーム画面に移動」「音量を上げる」「コントロールセンターを表示」といった別なアクションを割り当てることができます。

 
スイッチコントロールのハイライトメニュー
 スイッチコントロールで「決定」の操作をした時に、スイッチコントロールの「ハイライトメニュー」が表示されます。決定した位置で何のアクションを行うかを指定するためのものです。通常はその場所をタップするアクション「タップ」を選択することになります。毎回ハイライトメニューを表示してタップを選択するのは操作が面倒ですので、「何もしなければタップとなり、必要に応じてハイライトメニューを表示する」という設定で使用します。
 スイッチコントロールの設定で、「タップ後の動作」という項目でそれらを指定します。その設定は3種類あります。
 なお、ハイライトメニューに表示される項目やその順番は、設定により変えることができます。使用しないメニュー項目は非表示にすることで、項目選択の手間を減らすことができます。

 

移動と決定の操作とハイライトの方法の関係

タップ後の動作の設定 スイッチコントロールのハイライト設定
デフォルト(初期値) ハイライトメニューを表示する。
自動タップ ハイライトメニューを表示せず、タップを選択したことにする。ハイライトメニューを表示したい場合は、選択された項目が光っている間に再度スイッチを操作する。
常にタップ ハイライトメニューを表示せず、タップを選択したことにする。ハイライトメニューは、画面右下に現れる黒いアイコンを選択して表示させる。

 

ハイライトメニューの例

 

 

 

 

 
変わる君の設定(参考情報)
 変わる君の設定を行うことで、1つのスイッチ操作に複数の設定を行うことができます。

 1)マクロの利用
    1回のスイッチ操作で「ページをめくってタップする」ような2つ以上の動作の割り当て
   を行うように、変わる君を設定することができます。

 2)パターン入力
    スイッチの短押しと長押しの組み合わせによって、異なるスイッチを押したような動作を
   行うことができます。スイッチコントロール側では異なるスイッチの信号を受信するので、
   1つのスイッチの操作で複数のスイッチを扱っているような動作をさせることができます。
    例えば、「短・短」、「短・長」、「短・長・短・短」と押すようなそれぞれの操作に
   違うアクションを割り当てることも可能です。

 マクロの利用とパターン入力を組み合わせることで、複雑な操作を1つのスイッチで行うようにすることも可能です。詳しくはお問い合わせください。
 貸出機の変わる君は、2つのジャックとも通常の設定にしてあります。ジャック1番は「1」キー、ジャック2番は「2」キーがiPadに送信される設定になっています。