指伝話文字盤をスイッチで操作している映像です。(手動スキャン)
スイッチは、ジェリービーンスイッチを2つ使っています。
指伝話文字盤の設定で、スキャンの速度、行と段のどちらを先にスキャンにするか、あ行を左右のどちらに置くか、声(男性・女性、音程、速度)などを変更することができます。
スイッチ接続キットの変わる君は、ジャック1は「1」キーを、ジャック2は「2」キーを、それぞれ「ボタン設定」で送信する設定になっています。青いスイッチを押すことで指伝話文字盤の「→」ボタン、赤いスイッチで「★」ボタンを押すのと同じ操作ができます。iPadOSのスイッチコントロールの機能は使わずにスイッチで操作しています。
スイッチ操作を一人でするのではなく、2つのスイッチを介助者と話す方とに分けて使う「ペアスイッチ方式」も使い方の一つです。介助者が青色、話す方が赤色を使うことで、介助者は話しかけながら文字の候補を順番に提示していき、話す方が選択したい文字の場所で赤いスイッチを押します。
また、スイッチを両方とも介助者が使うのも使い方の一つです。介助者は画面の操作よりもスイッチ操作の方が簡単に行うことができるので、話す方の目などの合図に集中しやすいです。