ホーム > 説明書 > バージョン1.4へのアップデート編

(2021年8月)


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1. バージョンアップの前にお読みください

動作環境

iPadOS

iPadOSは、9~14に対応しています。ただし、古い機種での操作は、表示速度が遅くなりますし、処理能力の点からも、多くの画像を使うセットを扱う場合には、より新しい機種を使っていただくことが望ましいです。

アプリ本体のサイズは、約130MBです。データのサイズは、作成されるセットによって変わります。

以前のバージョンとの互換性について

以前のバージョンの指伝話メモリで作成したデータは、それ以降のバージョンで追加された新機能に関する部分を除き、以前のバージョンと互換性があります。最新バージョンで書き出したセットを以前のバージョンで読み込むことができます。

最新バージョンで新機能を使用したカードを書き出したセットを、以前のバージョンで読み込んだ場合、新機能の設定は無視され、その設定箇所は未指定となり、動作が想定外となることがあります。例えば、タップ後の動作を「呼び出したセットに戻る」にしてあるカードを1.4で書き出したものを以前のバージョンで読み込んだ場合は、タップしても動作は無視されてしまいます。以前のバージョンでタップ後の動作を設定しなおせばそのままお使いいただくことはできます。しかし、常に最新バージョンをお使いいただくことをお勧めします。

なお、以前のバージョンで書き出したセットを、最新バージョンで読み込むことができます。

バージョンアップの方法

ダウンロード

App Storeからアカウントのページを表示し、購入済み のアプリ一覧の中から指伝話メモリを選択してダウンロードしてください。

データファイルに関しての設定の変更

この書類の 新しい機能 に書かれている データのバックアップiCloudバックアップへの対応 の説明をご確認ください。

以前のバージョンからアップデートした場合は、データファイルの管理を手動で行う 設定は オン になります。新しいiCloudバックアップの機能を使用する場合には オフ にしてお使いいただくことをお薦めします。

 


2. バージョン1.4の新しい機能

カードの表示

呼び出したセットに戻る動作

タップ後の動作に「呼び出したセットに戻る」が追加されました。階層的な呼び出しであっても、戻っていくことができます。
これまでは、呼び出したセットに戻るには、呼び出されたセット側の動作設定で「セットに移動」で呼び出したセットを指定する必要がありました。それでは同じセットを違う場所から呼び出して使う場合には、同じセットをコピーして使うなど不便がありました。
カードを編集 > タップ後の動作 で選択してください。


ダークモード使用時の表示対応(一部)

iPadでダークモードを使用した際に、セット一覧とカードを編集画面で、文字が見えない部分があった問題に一部対応し、文字を見えるようにしました。これはダークモードへの完全対応ではありませんが、ダークモード使用時の不便を解消するための対応です。
また、カードタップ後の動作で全画面表示の設定をしている場合、カードを拡大表示した状態で画面の向きを変更すると画面が真っ白になり制御できなくなる問題を改修しました。


iPadのマルチタスクへの対応 

iPadのマルチタスク機能(Split ViewおよびSlide Over)に対応しました。マルチタスク機能に対応した他のアプリと一緒に使用していただくことができます。
ただし、Split Viewの場合、画面の幅を狭めて表示することになるので、あまり幅が狭い場合には編集モード等は使いづらいことになります。プレイモードでお使いいただくには問題はあまりありませんが、編集モードでお使いになる時はご注意ください。

セットの読み込み時の一覧

AirDropやサイトからのダウンロードでセットを読み込んだ際、読み込んだセットをセット一覧で先頭に配置するようにしました。読み込まれたセットを見つけやすくするためです。

セットのコピー時の一覧

既存のセットをコピーした際、コピーされたセットはセット一覧で先頭に配置するようにしました。コピーされたセットを見つけやすくするためです。既存のセットをもとにして新しいセットを作る際、コピーモードにしてセット一覧でセットをタップして選んでいけば、セット一覧の先頭に選ばれたセットがまとめて作成されます。その後、セット名を変更してセット内容を変更していく流れが作業的には効率が良いと思います。

新規セット作成時のダイアログ(修正)

新規セットを作成する際に、最初に表示されるセット名を入力するダイアログを変更しました。セット名の最後に _ (アンダースコア)をつけると、セット一覧ではプレイモードで表示されなくなります。
なお、以前は、新規セット名を入力するダイアログ表示中にダイアログの外をタップすると画面を動かせなくなり、強制終了す流必要がありました。

セットの読み込み・書き出しの問題の解決(バグ修正)

すべてのセットを1つのファイルに書き出す機能が、ファイルサイズが大きいと異常終了することがあった問題を解決しました。
セットの読み込みの際、ファイルサイズが大きいと読み込みができない問題を解決しました。

タップ後の画像の問題の解決(バグ修正)

カードにタップ後の画像を設定しているカードで、タップ後の画像を画像なしにしたり、カードやセットの削除をしても、内部的なデータの領域に、元のタップ後の画像が残ってしまっていました。それゆえ、データファイルのサイズが大きくなってしまう問題がありました。これを解決しました。
過去に残ってしまった画像を消すには、次の手順で操作してください。
1.設定画面から「すべてのセットを1つのファイルに書き出す」を選択し、セットをファイルとして書き出します。
2.アプリを一旦削除し、再インストールします。再起動後、サンプルセットはインストールしなくて良いです。
3.1で書き出したファイルをファイルアプリで選択し、共有を選び指伝話メモリを選択してデータを読み込みます。

 

3. バージョン1.3の新しい機能

カードの表示

25枚表示

1ページに表示するカードの枚数に25枚が追加されました。

カード一覧 > 動作設定 > 表示枚数 で選択してください。 

カードを全画面表示にした時の画像

カードのタップ後の動作を 全画面表示 にした時に表示される画像の解像度が良くなりました。

また、カードタップ後の動作で全画面表示の設定をしている場合、カードを拡大表示した状態で画面の向きを変更すると画面が真っ白になり制御できなくなる問題を改修しました。

文字色・背景色

カードにタイトル・サブタイトル・説明を表示する際の、文字色・背景色の指定が追加されました。指定はセットごとに行います。

カードの動作設定画面では、16進表記(RGBカラー値)で表示されますが、指定の仕方は、色相環、一覧からの選択、RGBスライダーによって行います。設定がされてない場合の初期値は、文字色は黒、背景色は白です。

一覧の色は2色ずつ対になっています。文字色・背景色として選択すると良い感じとなります。

背景色のある画像のカードだけでセットを作成しても、iPhone/iPadの機種によってはカードとカードの間に隙間が空いて白く表示されることがあります。こういう場合にも背景色の設定が役立ちます。



ページ遷移 

次ページ移動・前ページ移動

カードのタップ後の動作で、次ページ移動・前ページ移動の指定が追加されました。
カード編集画面 > タップ後の動作 で選択してください。

従来は、設定画面で ページ送りボタンを表示 の設定をオンにした場合に画面下部に表示されるページ送りボタンを使って、画面の前後に移動することができました。新しいバージョンでもその機能はそのまま使用することができます。

設定で、表示を繰り返すオフ にしている場合は、先頭ページで前ページ移動・最終ページで次ページ移動の操作ができません。

スワイプでページ送りしない

表示するセットに複数ページある場合、スワイプ操作でページ送りしますが、スワイプでページ送りができないようにする設定が追加されました。

設定 > スワイプでページ送りしないオン にすると、画面のスワイプができなくなります。ページの移動は、ページ送りボタンか、ページ移動の動作を設定したカードを使って行うことになります。

操作

セット名と書き出し

セット名に濁音や半濁音が混じっているとセットを書き出せない問題が、iPadOS 13以降で発生していましたが、その問題に対する改修を行いました。

画像参照時の速度

写真アプリで、iCloud写真や共有アルバムを使用していると、カードを作成・追加する際の参照速度が非常に遅くなってしまう現象が、iPadOS 13以降で発生していましたが、その問題を改修しました。

また、写真アルバム表示の画面を改善し、プレビュー画像を見やすくしました。

削除ボタン

セット一覧画面で編集モードの場合、カード一覧で編集モードの場合にそれぞれ表示される削除のためのXマークを、大きく表示し選択しやすいように改修しました。

アプリ名

iOS/iPadOSのバージョンによって、OSが日本語環境であってもアプリ名が英語になってしまうことがある問題を改修しました。

カード一覧画面の背景色

カード一覧画面に背景色をつけました。カードを1ページ16枚で表示している操作画面と、セットのカード一覧画面との区別をつけやすくするためです。背景色は固定です。

スクロール操作の安定化

画像一覧のスクロール時、セット一覧のスクロール時など、スクロールを速くすると動作が不安定になりやすい問題を改修しました。

日本語環境以外でのご利用について

iPadOSの日本語以外の環境で指伝話メモリを使用する場合、または、日本語環境であっても、設定 > 指伝話メモリ で言語の設定を日本語以外にした場合は、アプリの表示は英語になります。

ダークモードについて

指伝話メモリは、iPadOS 14のダークモード(Dark Mode)に完全には対応していません。自動的にカードを反転表示にするといった機能は、アプリの性質上行っていません。セット一覧やカードの編集画面では表示されている文字が見えなくなる問題は、バージョン1.4で対応を致しました。バージョン1.4をお使いください。

 

 


4. データのバックアップについて

データのバックアップ

すべてのセットの書き出し

セット一覧にあるセットをまとめて1つのファイルに書き出す機能が追加されました。

設定 > すべてのセットを1つのファイルに書き出す をタップして書き出してください。書き出したファイルをそのままAirDropで送信したり、ファイルに保存することが可能です。

バックアップとして保存しておいたり、YMプレーヤーに読み込むことも可能です。

iCloudバックアップへの対応

バージョン 1.3から、作成した指伝話メモリのセットをiCloudバックアップの対象とする設定が可能となりました。

設定 > データファイルの管理を手動で行うオフ にすると、iCloudバックアップの対象となります。

この設定が オン の時は、iCloudバックアップの対象とならないので、手動でバックアップを取ってください。その場合、すべてのセットを書き出す機能を使うと便利です。

なお、以前のバージョンからアップデートした場合は、この設定の初期値は オン になり、以前のバージョンと同じ扱いになります。新しいiCloudバックアップの機能を使用する場合には オフ にしてください。

iCloudバックアップでバックアップされていると、新しいiPadや初期化したiPadを設定する際に、iCloudバックアップから復元することができます。その際に指伝話メモリのデータも復元対象となります。

ちなみに、同じApple IDで複数台のiPadを使用している場合、それぞれのiPadで指伝話メモリを使用していても、指伝話メモリのセットデータの同期はされません。iCloudを使用したデータの同期の機能と、iCloudバックアップとは異なる機能です。指伝話メモリはiCloudを使用したデータ同期の機能はサポートしていません。異なるiPad間でデータを相互に利用するのであれば、セットの書き出しによる転送を行なってください。

注意:

データファイルの管理を手動で行うオン の場合、 指伝話メモリのデータファイルは、iPad内の 指伝話メモリ フォルダに保存されます。このフォルダには、yubidenwamemory.sqlite ファイルと cardPictures フォルダが入っています。この2つによって指伝話メモリのセットのデータが管理されています。

これら2つは、絶対に消したり内容を書き換えたりしないようにしてください。


5. サンプルセット

サンプルの種類

サンプルセットには、サンプルセット1、サンプルセット2、その他のサンプルの3種類があります。 

サンプルセット1

典型的な絵カードの使い方をしているサンプルセットです。セット一覧でそれぞれのセットを選択してお試しください。

サンプルセット2

さまざまな表示方法や機能を交えて、カード選択だけで画面遷移ができる階層型メニューで操作できるように作ってあるサンプルセット一式です。

インストールしたら、セット一覧で Samle2 という名前のセットを選択してください。その後は、画面上のカードの選択だけで画面遷移します。

その他のサンプルセット

会話のセット、教材のセット、作り方を工夫したセットなど、いくつかのテーマに分かれてセットが登録されています。

指伝話のホームページ上に掲載しているサンプルセットは随時更新されています。

 

インストール方法

指伝話メモリの設定画面を開き、インストールします。

サンプルセット1

サンプルセット1を追加 をタップすると、セットがインストールされます。この時、インターネットに接続されていなくてもインストールは可能です。

指伝話メモリをインストール後に初めて起動した時には、サンプルセットをインストールするかどうかの確認ダイアログが表示されますが、その時にインストールされるセットも サンプルセット1 です。

サンプルセット1は、セット名が Sample_ から始まります。既に同じ名前のセットがある場合は、設定で 同じ名前のセットがあった場合の処理 に何を選択していても、サンプルセットは上書きされますのでご注意ください。

サンプルセット2

サンプルセット2を追加 をタップすると、セットがインストールされます。インターネット上のファイルをダウンロードした上でインストールされますので、ネットワーク接続が必要です。

サンプルセット2は、全体で約220MB程度ありますので、ダウンロードの時間がかかります。ダウンロード中にはメッセージが表示されます。ダウンロード中は画面を閉じないようにしてください。

サンプルセット2は、セット名が Sample2 から始まります。既に同じ名前のセットがある場合は、設定で 同じ名前のセットがあった場合の処理 に何を選択していても、サンプルセットは上書きされますのでご注意ください。

その他のセット

ホームページから追加 をタップすると、指伝話のホームページでサンプルセットをダウンロードするページがSafariで開きます。ネットワーク接続が必要です。表示されたページの説明をご確認の上、お好みのサンプルをダウンロードしてください。

この場合は、セット名は様々です。既に同じ名前のセットがある場合は、設定で 同じ名前のセットがあった場合の処理 に何を選択してるかでセットの保存方法が変わります。セットの移動の機能を使っているセットの場合、セット名が変わるとセットに移動できなくなるので、ご注意ください。


6. よくある質問と答え

Q. セットを作る際に、写真を読み込もうとしたらメッセージが表示されました。どれを選んだらいいですか?

A. 「すべての写真へのアクセスを許可」を選択してください。

指伝話メモリの中で、写真アプリのアルバムの画像を参照できるようになります。

Q. 写真からセットを読み込もうとしても、写真が表示されません。

A. プライバシーの設定をご確認ください。

設定 > プライバシー > 写真 > 指伝話メモリ を開いて、すべての写真 にチェックを入れてくだ

Q. 画像を使わないカードを作ることができますか?

A. はい、画像を使わず文字だけのカードを作ることができます。ただし、カードを最初に作る時は、画像を選択する必要があります。その後、そのカードの画像を無しにするか、画像を表示しない設定にしてください。

一度、画像無しのカードを作っておき、セットにカードを追加する際にそのカードを選ぶことで、画像無しのカードを追加することが簡単にできます。

Q. セットから他のセットを開くことができますか?

A. はい、できます。

カード編集画面の タップ後の動作セットに移動 を選び、開くセットを選択してください。

Q. カードをタップして、セット一覧に戻れますか?

A. いいえ、セット一覧に戻るタップ後の動作はありません。

他のセットを使用するためにセット一覧に戻るような動作が必要な場合は、使用するセットに移動するカードで一覧セットを作ってください。そのセットから各セットに移動し、各セットからそれぞれ一覧セットに移動するようなカードを作っておけば良いです。

セット一覧の画面に移動できると、編集モードや設定画面で操作ができてしまいます。

Q. 最初に特定のセットを必ず開くことはできますか?

A. はい。設定画面で、起動時の動作 で 起動時に開くセットを選択してください。アプリが最初に開いた時に、指定されたセットが開きます。
設定画面で タイトルバーを常に非表示 にしておき、セット間の移動を行うように作ったセットを起動時に開けば、あたかも専用のアプリであるように使うことができます。

Q. カードをタップした時、1回目は発話しますが2回目は発話しません。

A. カードは、タップすると裏返り、もう1度タップすると元に戻るというイメージです。セットの動作設定の 音声を再生タップ時 になっている場合は、最初のタップの時だけに発話します。
両方 になっている場合は、再度タップして表示を元に戻す時にも発話します。用途に合わせて設定してください。

Q. カードをタップしても、読み上げテキストに入れた内容が発話されません。

A. 次の点をご確認ください。

1)iPadが消音モードになっていないか?または音量が0になっていないか?

2)指伝話メモリの設定で 消音オン になっていないか?

3)セットの動作設定で、音声を再生なし になっていないか?

4)日本語を話すのに英語の話者を選んではいないか?

Q. セットごとではなく、カードごとに話者を変えることはできますか?

A. はい。読み上げテキストの中で、指伝話タグを使い、話者・速度・音程を指定することができます。詳しくは、指伝話メモリ 1-2-3! をご参照ください。

Q. 思っていた読み方と違うのですが?

A. 基本的に、読み上げテキストはひらがなだけで記述するよりも、漢字交じりで指定する方がより良い発音で読み上げをします。

例えば、「みずをのみたい」と書くと「みず」の部分は「見ず」に近い発音になってしまいますので、「水を飲みたい」と書く方が良いです。

漢字で入力しても思い通りの発音にならない場合は、カタカナにしてみるとか、他の漢字に当てはめてみるといったことが有効の場合が多いです。

Q. タイトルバーが表示されなくなってしまいました。

A. 次の点をご確認ください。

タイトルバーは、一定時間が経つと自動的に隠れるようになっています。設定画面の タイトルバーを隠す の設定で隠れるまでの時間を指定します。タイトルバーが隠れていても、指2本で画面をタップするか、画面中央付近を上から下にスワイプすることでタイトルバーが表示されます。

なお、タイトルバーを隠す の設定で 常に非表示 を選択した後に、タイトルバーが一度非表示になると、指2本で画面をタップしても再表示されなくなります。 

その場合は、次の手順で操作してください。

① 指伝話アプリを終了する。
② 設定アプリ > 指伝話メモリ を開き、タイトル
バーを隠す 設定を 常に非表示 以外に変更する。
③ 指伝話メモリを再度起動する。

Q. セット一覧に表示されるカードの画像を変更できますか?

A. はい。セットの動作設定画面で、カバービューに使うカードを選択することができます。指定がない場合は、最初のカードが使用されます。

Q. 1ページに1枚のカードを表示していますが、タップした後にスワイプができなくなります。

A. 次の点をご確認ください。

1ページに1枚の表示の際に、タップ後の動作 全画面表示 にしている場合は、標準 に戻してください。

全画面表示にしていると、タップすると全画面表示になり、再度タップするまで表示が戻りません。しかし、1ページに1枚の表示の場合は、通常の表示と全画面表示が同じ様に見えるので、スワイプしても動かないと感じてしまいます。一般的には、1ページに1枚表示の場合は、タップ後の動作全画面表示 を使用しない方がわかり易いと思います。

 

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