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【タイトルバーの「常に非表示」の改訂(1.2)】
タイトルバーを非表示にする
タイトルバーを常に非表示にした時、他のセットに移動しても常に非表示のままになりました。以前は、他のセットに移動した際に一瞬だけタイトルバーが表示されていました。画面遷移がすっきりと行われるようになりました。また、絵カードを指2本でタップしたり、指1本で画面下方向にスワイプするとメニューが表示される機能が効かなくなります。
セット一覧から環境設定画面を開き、「タイトルバーを隠す」の設定で、「常に非表示」を選択すると、表示されることがなくなります。
タイトルバーを再度表示にするには?
再度タイトルバーを表示させるようにするには、設定画面から設定を変更するのですが、タイトルバーを表示しないと設定画面に移動することができません。
その設定は、指伝話メモリのアプリの中ではなく、システムの設定アプリにある指伝話メモリの設定の欄で行います。
1)設定アプリを開き、指伝話メモリの欄を表示する
2)「タイトルバーを隠す」の設定を「常に非表示」以外にする
3)指伝話メモリを終了する
・ホームボタンのある機種では、ホームボタンを2回押し、起動中のアプリを表示
させて、指伝話メモリを上にスワイプして終了させます。
・ホームボタンのない機種では、画面の下からスワイプして、起動中のアプリを表示
させて、指伝話メモリを上にスワイプして終了させます。
4)指伝話メモリを開く
【セット一覧画面での表示(1.2)】
セット一覧表示
セット名の最後に _ (アンダースコア)がついているものは、セット一覧には表示されなくなりました。ただし、編集モードの場合には表示されます。
これは、階層的に作った複数のセットを使う場合、最初に選択すべきセットのみを一覧で表示させるために便利な機能です。
【セット名に関する注意(1.2)】
セット書き出しに影響がある文字
セット名に、濁音・半濁音の文字を含むセットは、セット書き出しができない問題があります。
「ば・び・ぶ・べ・ぼ」や「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」など、ひらがな、カタカナともに、セット名に使用している場合は、セットを書き出す時には、一旦、メモ帳に書き出し、そこからあらためてAirDropで転送してください。
【タップ時の動作:全画面表示(1.2)】
タップした時に全画面表示する
タップ時の動作に「全画面表示」が追加されました。これを選択した時は、タップ後にカードが全画面表示されます。再度タップすると元に戻ります。
【セット追加時の動作(1.2.1)】
作成したセットはセット一覧の先頭に追加される
新規作成したセット、複製したセット、AirDropで受け入れたセットは、セット一覧の先頭に追加されます。
これまでは、新しいセットの登録をすると、セット一覧の一番最後に加えられました。今回の改訂で、新規作成、複製、AirDropでの受け入れたセットは、セット一覧の先頭に追加されることになりました。
追加したセットをスクロールせずに使うことができるようになりました。
【新規セット作成時のタイトル(1.2.1)】
写真から作成したカードのタイトルは空欄になる
これまでは、写真からカードを作成すると、「カメラロール24」というような名前を自動的にタイトル欄に入れていました。今回の改訂でタイトル欄は空欄になります。
タイトル欄はいずれにしても書き換えることがほとんどなので、最初から空欄にしておくことで作業をしやすくしました。
【セットを移動する際の動作(1.2.1)】
他のセットに移動する際に読み上げテキストを読み上げる
カードをタップした時、通常の動作では [読み上げテキスト] に書かれたことばを読み上げます。タップ時の動作は他に [セットに移動] [アプリ呼び出し] [全画面表示] の指定ができます。以前はこの [セットに移動] の時だけ読み上げをしていませんでしたが、今回の改訂で読み上げるようになりました。
セットAのカードからセットBを呼び出す場合、Aのカードに書いた読み上げ音声を読みながらセットBが開くので、開くと同時に音声を読み上げている感じとなります。
質問を読み上げて答えを選んでもらうとか、問題に答えた時に「正解です。次の問題は…」というようにカードを選んだ時に音声で伝えながら次のアクションに移ることがしやすくなりました。
【タップ時の動作:アプリ呼び出し(1.2・1.2.1)】
アプリ呼び出し
URLスキームに対応し、カードをタップした際に呼び出すことができるようになりました。これにより、カードをタップした際に他のアプリを呼び出したり、iOS 12のショートカットを呼び出せるようになりました。
URLスキームの例
URLスキームは、iOSのバージョンや対応しているアプリによって異なりますので、各アプリの仕様をご確認の上、お使いください。次ページに、例を示します。
iOS 12のショートカットの呼び出し
URLスキームの呼び出しの1つとして、iOS 12のショートカット(iOS 11ではWorkflow)を呼び出すことができます。
その際の呼び出しの記述は次の通りです:
Shortcuts://run-shortcut?name=ショートカット名
Shortcuts://run-shortcut?name=ショートカット名&input=引数 (引数を渡す場合)
日本語の扱いについて
指伝話メモリ 1.2.1 から、ショートカット名や引数に日本語を使えるようになりました。バー ジョン1.2で、日本語をエンコードして使っていた部分は、書き換えが必要となります。ご了承ください。
例1:
電話番号 08000009999 宛に「こんにちは」というSMSを送る場合のURLスキーム の内容:
sms: 08000009999&body=こんにちは
例2.
「連絡をください」というメッセージを入力した状態でLINEを起動するURLスキームの内容:
line://msg/text?連絡をください
項目 | URL | 説明・記述例 |
【指伝話アプリの起動】 | ||
指伝話文字盤 | yubidenwamojiban: | 指伝話文字盤を起動 |
指伝話プラス | yubidenwaplus: | 指伝話プラスを起動 |
指伝話 | yubidenwa: | 指伝話を起動 |
YMプレーヤー | ymplayer: | YMプレーヤーを起動 |
【他のアプリの起動】 | ||
FaceTime | facetime:XXXXX | 指定した番号・アドレスにFacetime |
FaceTime Audio | facetime-audio:XXXXX | 指定した番号・アドレスにFacetimeオーディオ |
メール | mailto: | 新規メールを作成 |
メール(宛先付) | mailto:XXX | 宛先にXXX
を指定 |
メール(題名付) | mailto:XXX?subject=YYY | 題名にYYYを指定 |
メール(本文付) | mailto:XXX?body=ZZZ | 本文にZZZを指定 |
※日本語の場合はエンコードしたものを指定 | ||
メッセージ | sms: | 新規メッセージを作成 |
メッセージ(宛先付) | sms:XXX | 宛先にXXX
を指定 |
メッセージ(本文付) | sms:XXX&body=ZZZ | 本文にZZZを指定 |
カレンダー | calshow: | カレンターを表示 |
写真 | photos-redirect: | 写真アプリを表示 |
電話 | tel:XXX | XXXに電話をかける |
友だちを探す | findmyfriends: | 友達を探すアプリを開く |
ビデオ | videos: | ビデオアプリを開く |
ミュージック | music: | ミュージックアプリを開く |
メモ | mobilenotes: | メモ帳アプリを開く |
AppStore | itms-apps: | App Storeを開く |
【ウェブサイトの呼び出し】 | ||
https://www.yubidenwa.jp/ |